内容で優勝にふさわしいのはガンバだった。結果もその通りになった。
後半からシステム変えて点を取りに行って、見事に取って勝つ。すばらしい。勝つべくして勝った試合だった。西野監督にとっては特に会心の試合だろうな。
川崎はあれだけ個の力があるディフェンス相手でも、同じ攻撃しかできないのが辛い。破壊力はあるけれど、ワンパターン。中村が持って、ジュニーニョの速さ。
そうなるとやっぱり個の力で対抗できるチーム相手、しかもその相手が慎重にきていると結果が出せない。リーグでは強豪相手に一歩も引かない試合ができるけれど、ここぞというときの勝負弱さはワンパターンさが原因の一つではないだろうか。東京のようにもろい守備陣相手なら圧倒できるけれど。
とりあえずガンバは4年前の東京との準々決勝のときからやろうとしているサッカーが変わっておらず、ドンドン積み重ねられているのが強さだろう。
当時は前半、完全に支配するのに決められず、途中で必ずバテてしまっていたから東京は勝てた。でも、今は決定力もあり、1試合を通してすばらしいサッカーを続けられる。
強いチームはやっぱり違うよな〜。