中国の審判のひどさに呆れるを通り越して、大爆笑してしまった試合。
仮にも北京オリンピックの「予行」と銘打っているからにはしっかりとした運営を行うのかと思えば、何が何でも中国を勝たせて北京オリンピックに向けて自信と勢いをつけるための試合、大会っぽい。
試合内容としては日本はまったくいい形を作れなかった。ちょっと触っただけでファール、相手は何してもOKという審判が、俺の見た中で史上最低だったにしても手も足も出なすぎた。いくら主力がいないと言ってもこのままではヤバイ。本番へ向けて選手のテストやオールスターなんて余裕はまったくないと思うのだが…このままなら北京はダメだろう。平山が確変すればいいが…
一方、中国は今年に入ってずっと一緒にキャンプをしているU−22という「クラブチーム」状態のようなのでさすがの連携。そして個人技でも日本より勢いがある。中国や韓国、イラン、サウジなどアジアからもまだまだ学ぶこと、追いかけていかなければならないところがたくさんある。世界世界を意識しすぎて、アジアの強豪を軽視しすぎてもいけないなと感じた。
まぁとりあえずこの試合に関しては主審の酷さにつきる。この状態で我慢できた、0−0で凌げた選手たちはよくやったし、とてもいい経験ができた。
この試合を見て北京オリンピックが怖くなった。中国のなりふり構わない姿勢を垣間見た気がする。きっと北京オリンピックでは中国勢は大活躍するだろう。ただそれ以上に問題が多々起きる気がする。
韓国のワールドカップどころの騒ぎではすまないかもしれない。相変わらずの君が代へブーイングなど観客の質にも難がありそうだし…そういう視点からもオリンピックは見ものだ。
サッカー見た気がしなかった。
ラベル:4カ国トーナメント2007